古代からさまざまな書物や文献に登場する乳香（フランキンセンス）古代世界では没薬（ミルラ）ともにもっとも貴重な香り高い樹脂でした。アラビアでは重要な財源でもあり、黄金と同じ価値がありました。アロマテラピーは芳香性の植物から抽出した香りを心身の健康に利用する植物療法ですが、その起源は「薫香（インセンス」です。このインセンスに使われたのが香り高いフランキンセンス樹脂です。

また乳香は太陽と関わりが深く、古代エジプトでは、乳香は没薬とともに、聖職者が宗教儀式を進めていく中の「神との交信」で使われました。

一方で乳香は『古代シリアの医学書』などでも記述があるとおり、治療薬でもありました。乳香には抗菌、乾燥や治癒作用があり、さまざまな皮膚の病気やのどや肺の病気、腹痛や肝臓などの消化器系の治療に使われました。

今回はフランキンセンスの中でもグレードの高い稀少なオマーン産の『フランキンセンスホジャリ』をみなさまにご紹介いたします。アラビア諸国では『薬』として使用されるグレードのフランキンセンスホジャリはさまざまな用途に利用できます。ぜひお試しください。